スプライン軸受歯切加工について

スプライン軸受については標準品を用意しておりますが、お客様先での設計製品については穴の小径を仕上げたブランクをご支給いただきブローチ加工及びスロッター加工をお引受けします。
スプライン軸受の加工形状は次の基準によって下さい。(材質によってスプライン切削長さに制限があります)またお客様ご提出図面による全加工も申し受けます。

スプライン軸受歯切加工目安表

呼び 下穴径=小径
ød(H8)
ブローチ可能長さ (参考)
Dk' 最少
図1,2の場合
L最大
図3の場合
L1最大 L2最大 L3歳代 L0最大
8 7.65
+0.022
0
20 9 9 7 25 8.9
10 9.50
+0.022
0
25 11.5 11.5 12 35 11.1
12 11.20
+0.027
0
50 25 25 20 70 13.2
15 13.80
+0.027
0
50 25 25 20 70 16.5
17 15.72
+0.027
0
50 25 25 30 80 18.6
20 18.88
+0.033
0
50 25 25 30 80 22.0
25 23.08
+0.033
0
65 32.5 32.5 25 90 27.5
30 28.66
+0.033
0
80 40 40 30 110 32.4
35 33.32
+0.039
0
100 50 50 30 130 37.7
40 38.10
+0.039
0
100 50 50 30 130 43.1
45 42.78
+0.039
0
100 50 50 50 150 48.5
50 47.74
+0.039
0
100 50 50 50 150 53.9
55 52.90
+0.045
0
100 50 50 50 150 58.6
60 57.66
+0.045
0
120 60 60 30 150 63.9
65 63.04
+0.045
0
120 60 60 30 150 68.3
70 67.90
+0.045
0
120 60 60 30 150 73.6
80 77.76
+0.045
0
130 65 65 30 160 83.9
※90 87.98
+0.054
0
           
※100 97.76
+0.054
0
           

ブローチ加工可能な材質と硬さは原則として次によります。
材質:鋼および一般非鉄金属
硬さ:HRC23以下
ステンレス材については(特殊材も含む)長さ制限があります。

呼び90、100についてはスロッタ加工となります。

上記寸法表L0より長さを必要とする場合、ご相談下さい。

外周部の仕上加工または外周部の歯切加工など、内径スプラインとの同心度が必要な場合は、ブローチ加工後外周部の仕上加工をおすすめします。

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